猫が安心しているかどうかは、足と頭の位置がどうなっているかでわかる！
野良猫はなにかあればすぐに逃げ出せるように、立ったまま眠る猫だっている。エジプトのスフィンクスのように、両手を前に出して伏せているポーズは、飼い猫であってもしばしば見られるポーズだが、実は完全にはリラックス出来ていない臨戦態勢を崩さずに体力温存しているポーズである。
ペットの猫は臨戦態勢をそもそも取る必要性がないので、たいてい前足をおなかの下に敷いたようなポーズを取ることが多い。リラックス度が高いから前足を出す必要がないからですね。
また、野良猫は耳を常にピンと立てている。猫にとって耳はアンテナの役割なので、頭の位置も高くして周囲を警戒しているものだ。
その点、飼い猫はそんなポーズをしている猫は少ないだろう。頭を床につけて、急所であるはずのお腹を上にして眠っている猫だっているものです。
愛猫が最高にリラックスして、伸び伸び安心している証拠ですから、飼い主も最高に幸せな気持ちになっちゃいますね。
しばしば見られる、飼い主と同じポーズで眠る姿は、猫が飼い主に対して非常に強い親愛の情を感じている証拠なのですよ。心を許しあっている関係が築けているからこその愛猫の寝相なのですね。
猫の寝相はある程度は気温も左右する。猫が丸くなって眠っている時はだいたい15℃くらいという目安になる。
また夏はやはり暑いので、仰向けに寝転んで身体を開いて大の字になって眠ることもありがち。
こんなポーズを愛猫がとっていたら、気温が22℃以上はあると考えて間違いなさそうですね。
