ルールを守って外猫を保護し、地域で愛される存在にしていこう

「 外猫にも安全な寝床と食事を」という思いで、外猫の保護活動を行っている団体は全国各地にある。外猫が地域と折り合って暮らせるように、時間と場所を決めた餌やり(食べ残しの片づけを含む)や排せつ物の片づけ、猫嫌いの家に猫が立ち入らないようにする防御策の相談、外猫の保護、外猫の保護、避妊・去勢手術の実施など、多岐にわたった活動をしている。

 活動のほとんどはボランティアのスタッフの自己負担と、自治体の補助金や愛猫家からの寄付でまかなわれている。

 自分も外猫のためになにかしたいと考えているのなら、

①地元の保護団体に加わる

②寄付をする(お金以外に、ノミ取りの首輪やおやつ、ペットフードなど現物の寄付を受け付けている団体もある)など、既存の団体に参加するのがいいだろう。

 もちろん個人でも保護活動もできる。

 しかしすでにその地域で保護活動が始まっているなら、保護活動に関する協定を周辺住人と結んでいる(外猫への餌やりの時間や場所など)場合が多い。

 それ以外のエサ場を作ると、「協定が守られていない」として既存のエサ場も閉鎖しなければならなくなるなど、トラブルの原因になりかねない。

 まずは地域の保護猫活動を調べ、該当団体が無いようなら他地域の保護団体を参考に、外猫の保護活動を始めるのが良いだろう。

外猫の主な保護活動とは

時間と場所を決めた餌やり 排泄物の片づけ 外猫の保護 避妊去勢手術の実施など.