オシッコの回数も増えていたら、すぐに獣医師に診断をあおごう。

家猫の祖先と言われるリビア猫は、乾燥した砂漠に生息していた。現代の飼い猫もご先祖様の生活環境に合わせた体質で、あまり水を補給しなくても、体の中で少ない水分をうまく使いまわすことが出来るようだ。体外に運び出す老廃物や毒素をたっぷり含むまで使いまわされ、濃縮しているため、猫のおしっこは犬などに比べて濃くて臭い。人間でも暑い日に大量の汗をかくと、オシッコの色が濃くなり、においが強くなる。それと同じことだ。ちなみに市販のキャットフードを食べていればまずおこりえないが、たとえ塩辛いものを食べたとしても、猫は人間のように後からごくごくと水を飲んだりはしない。

 そんな体質の猫が、やたらと水を飲んでいるとしたら、体調を崩している可能性がある。併せてオシッコの回数も増えているようなら、事態は深刻。考えられるのは膀胱炎や腎炎(腎臓機能低下)など泌尿器科系の病気、または糖尿病など内分泌系の病気、メスの場合はさらに子宮蓄膿症も。どれもかなり症状が進んでいる場合が多いので、獣医の診察を受けよう。

 ただし、ウエットフードを中心に与えていたのを、ドライフード中心に変えると、フードに含まれる水分が少ないため、多少は今までより水をのむようになることがある。また、年を取ると老化現象で腎臓の働きが悪くなり、水を飲む量が増えることもある。

猫の水の摂取量がやたらと増えたら考えられる原因とは?

膀胱炎や腎炎など泌尿器科系の病気糖尿病など内分泌系の病気

メスの場合は子宮蓄膿症

➡常に新鮮な水を飲めるようにしておこう