実はあとで食べるためにかくしている!

猫が食べ残したフードに前足を入れて、トイレで砂をかけるときのようなしぐさをしていることがある。これは、余った食べ物を集めて隠す、野生の頃の習慣の名残でやっている場合と、味が好みではない…飽きたなどの理由から、『もういらない!』という意思表示をしている場合があるのだ。その後、いつまでも食べない様子なら、いったん片付けてしまった方が良い。またお腹がすいているようなときに、同じものを出しても食べるかどうか観察してみよう。

 猫がトイレ後に排泄物に砂をかけるのは、自分がいた痕跡を消すため。野生時代の猫は獲物の巣穴の近くで待ち伏せをして狩りを行うことが多かったのだ。自分の存在を獲物に悟られないように、においを隠す行為の一つが砂かけなのだ。逆に自分の縄張りを知らしめたいときは、わざとそのままにしておくこともある。

【フードに砂をかけている理由】

余った食べ物をかくしておく野性の頃の記憶の習慣

これは嫌い!という飼い猫の意思表示.