食べ過ぎないようにフードから注意をそらすようにしよう!

きちんと適量のフードを与えているのに、もっと食べたい!と言うように空っぽになったフードの皿の前で鳴く。まだ欲しいのかな?ともう少し足したら、そのつどにどんどん食べてしまう。

 猫によって食欲の違いがあるのは当然とはいっても、毎回一般的な適量と言われている以上の量を与えるのは肥満の元でしかない。また、去勢、避妊手術をした後では、食事量は変わらなくても、カロリーの蓄え方変わるため、太りだしてしまうこともある。猫が横から見て、おなかのラインが下に垂れ下がっている、しかも上から見ると腹部が膨らんでいるのは、肥満のサインだ。肥満は人間と同じく、糖尿病、高脂血症など様々な病気を引き起こす元になってしまう。

 もし飼い主が肥満だと感じたら、獣医師に相談をしよう。カロリーコントロールが必要な場合は、フードの量を減らすより、肥満猫用の低カロリーフードに切り替えたほうがいい。量が減ってしまうと、欲しいのに餌をもらえないことがストレスになってしまうからだ。

 なお、病的にフードを要求してくる場合は、本当に病気の可能性が考えられるのでためらわずに獣医師に相談しよう。脳の異常や寄生虫の存在の可能性もあるからだ。

飼い猫の異常なまでの過食は脳の異常や寄生虫の存在や病気の可能性も!!