病原菌・寄生虫を宿している可能性が高く危険です!

飼い猫が何かを追いかけているなと見ていたらゴキブリ!しかも食べている!!そんな場面に遭遇してしまったら、飼い猫のために、すぐに取り上げなければいけない。なぜならゴキブリは体内に、サルモネラ菌をはじめとした、様々な病原菌や寄生虫を宿している可能性が高いからである。同じくハエも食べると危険な虫の一つ。このような虫を猫が食べてしまうと、場合によっては病気をひきおこしてしまうことさえもあるので、絶対に食べさせないようにしよう。

ただそうは言っても、猫にとってはハエやゴキブリも大事な獲物には違いない。せっかく飼い主に褒めてもらおうと思って捕まえたのに、取り上げられてはたまらないだろう。だから怒られてしまうくらいなら、飼い主に見つからないように、こっそり隠れて食べるようになる。そうならないようにするためにも、無理に取り上げるのではなくて、お気に入りのオモチャなどで注意をそらすようにして上手にとりあげてしまうのがいいだろう。なお、殺虫剤で虫を殺したときは、床や壁についた殺虫剤を猫が舐めないように、よくふき取るのを忘れないようにしよう。『猫はネズミを食べるものだ』と言うのは昔のお話。野良猫ならいざ知らず、子どもの頃から衛生的な環境で育ってきた飼い猫に、ネズミなどが持つ寄生虫はレプトスピラ菌などだ。飼い猫がたとえ何か獲物を捕ってきても、食べさせないように気をつけよう。

ネズミなどは強引に取り上げないで、オモチャで上手に気を引いてあげよう!