猫の習性を参考にすると、外猫に出会える確率がアップする

我が家の猫の可愛さは何と言っても1番だが、それはそれとしてほかの猫とも仲良くなりたい。そんな欲望(?)をくすぐるのが、街中で出会う外猫(野良猫)たちだ。1度でも彼らの姿を見かければ、同じ場所を通るときに、「また会えるかな」と期待にドキドキと胸が高鳴る。しかし、なかなかそう思い通りには出会えずがっかりする…なんてことも多い。それだけに、出会えた時の「ラッキー!」感覚はひとしお。そんなレアさも外猫愛が募る一因かもしれない。

 実は外猫に出会える確率の高い場所、時間には、ある程度の法則がある。そのもとになるのが、猫が本来持つ習性だ。まず猫は縄張りを持ち、その中で生活する生き物。当然、一度見かけた場所に同じネコが現れる可能性は高い。飼い猫を見ていればわかるが、猫は1日の大半をお気に入りの場所でゴロゴロしながら過ごす。同じように外猫も自分のお気に入りスペースにいることが多い。大通りよりも静かな小道、あまり人気のない公園やお寺・神社の境内、人間の手が届かない塀の上など、猫が落ち着いてゆっくりできそうな場所にいる。次は時間帯。猫が縄張りの中をパトロールしているのは、主に早朝や夕方の時間帯。猫のお食事タイムである。この時間帯はエサを求めて歩き回るので、外猫に出会える可能性が高くなる。外猫との出会いを求めるなら、この時間帯の散歩をおすすめしたい。

 

外猫に出会える時間と場所には法則があるので、猫が落ち着いてゆっくりできそうな場所を探してみよう!