子猫は月齢で、大人猫は体重で適量は決まります。
『ご飯、早くして~!』と言わんばかりに催促してたくせに、出されたフードの大半を残して昼寝に戻る。次のご飯で減らしてみれば、あっという間に食べ尽くしておねだり…。
猫のフードの適量ってよくわからない…?
一般的に猫に与えるべきフードの適量は、その猫の年齢や体重によって決まる。肥満や病気などによって獣医師から食事制限を受けていない、大人の猫の場合は、体重3~4kgなら55~70g、4~5kgは70~85gが標準的な1日分の量になる。
成長期の子猫は体重ではなく月齢を目安に1日の適量が決まってくる。
1~3ケ月は25~60g、3~6ケ月は60~85g、6~9ケ月は80~90g、9~12ケ月は80~85gで、子猫専用フードを与えるのが理想的。子猫の成長に必要な栄養素とカロリーを備えた子猫専用の配合で、大人の猫には向かない。
また最近では、高齢猫専用に、『7歳から』、『11歳から』などと明記されたフードが販売されている。こういったフードはカロリーを抑え、高齢猫に必要な栄養素を無理なく摂取できるように工夫されて配合されている。猫の年齢に合わせて上手に取り入れていこう。
子猫には体重よりも月齢を目安にフードを与えましょう!
生後1~3ケ月 25g~60g 生後3~6ケ月 60~85g
生後6~9ケ月 80~90g 生後9~12ケ月 80~85g