空腹ではなく体調不良のせい。口の中を確認しよう。
猫はよだれを垂らす。「何かおいしいものを見つけたのかしら?」と思いがちだが、実はこれは大きな間違い!猫は犬と違い、おなかをすかせてフードを前にしても、よだれを垂らしたりしない。よだれはなにかの病気や不調の印なのだ。
まずは猫の口を開けさせて、口の中の状態を確認しよう。誤って口に入れた異物が口の中に刺さったりしていると、よだれが出ることもあるのだ。本来ピンクの歯茎が赤く腫れていたり、腐ったようなにおいがするなら歯周病や歯肉炎、口内炎の疑いがある。口の中の粘膜が著しくただれていたら、ネコエイズ、白血病の可能性もあるので、判断に迷うようなら獣医の診断を受けよう。
また、よだれとともに、嘔吐するなら、誤飲や食道の異常。呼吸が荒いなら熱中症の疑いが。様子を見るよりも、すぐさま獣医のもとに運ぼう。
歯茎が腫れていたり、腐ったようなにおいがする
歯周病や歯肉炎、口内炎の疑い
口中の粘膜が著しくただれている
ネコエイズの可能性も
よだれと共に嘔吐する
誤飲や食道の異常
よだれと共に呼吸が荒い
熱中症の疑い
泡を吹き始めた
中毒やてんかん発作の可能 性大、緊急事態なので、すぐさま病院へ