2日以上続いているようなら便秘対策を!

猫がトイレで頑張っている姿は、人間と変わらない。おそらくウンチが出ない苦しみも、同じではないだろうか。

 これも人間と同様、猫もちょっとしたストレスから便秘になりやすい。変色や食べ過ぎ、運動不足も便秘の元。2日以上出ていないようなら、水気の多いウエットフードや食物繊維を多く含んだフードを与え、サラダオイルを少量やラキサトーン(毛玉除去剤)を混ぜるなど、お通じを促がす食事に変えてあげよう。

 もう一つの便秘対策はおなかもみもみ。猫の体をなでてあげるついでに、おなかのあたりを「の」の字を描くようになでてあげる。お腹を軽くもむといった刺激を与えると、ウンチが出やすくなる。

 また毛づくろいの時になめて飲み込んだ毛が、体の中で大きな毛玉になって詰まってしまい、ウンチが出るのを邪魔していることもある。こまめに飼い主がブラッシングしてやれば、こうした毛玉の害は防げる。ブラッシングは美しい毛並みをつくるだけではなく、健康にもコミュニケーションを深めるためにためにも良いので、ぜひこまめに行なおう。また消火器の病気、回虫などの寄生虫のせいで、ウンチがでにくくなることもある。元気がない、食欲がないなど、便秘以外に異常がないかよく確かめて、気になる症状があれば獣医に見せて診断をあおぐべきだろう。

https://yahoo.jp/US_0xHc

 猫が便秘になりやすい動物だが、病気のケースもある。便秘以外の異常がないかよく確かめて、気になる症状があれば速やかに獣医師に相談しよう。