特に去勢したオス猫は腎臓や尿路の病気にかかりやすい。

猫が頻繁にトイレに行き、おしっこのポーズをしているのに、どうも全然おしっこが出ていない様子。寝ていても落ち着きがなく、ちょくちょく起きてはトイレに行き、同じことを繰り返す。こんな時は要注意!すぐに獣医に見せるべきだ(尿路結石に注意)。

もともと猫は腎臓や尿路の病気にかかりやすい。特にオス。去勢をしていれば尚のことそのリスクは高い。猫は尿路が狭いので尿路結石になりやすく、そうなるとおしっこは出なくなる。出口を失ったおしっこは逆流して膀胱にたまっていき、尿毒症になることも…。おしっこは体内に不要な老廃物や毒素を排出する大事なもの。これが排出できないと、腎臓の機能にも悪影響を及ぼす。2日以上おしっこがでないと、命にかかわることもある。「おしっこが出ていない」と気づいたらすぐ、獣医の診断を受けよう。

こうした危険を避けるためには、日ごろの注意が必要だ。まず尿路結石を予防するフードを与え新鮮な水をたっぷり飲めるようにする。また運動不足からくる肥満も、尿路結石の大敵。よく遊ばせて、運動不足を解消させよう。

 飼い主がトイレをこまめに掃除してやることも大切だ。猫は汚れたトイレが大嫌いなので。

 おしっこが出ていない」と気づいたらすぐ、獣医の診断を。

 猫は腎臓や尿路の病気にかかりやすい。特にオスは尿路が狭く、尿路結石になりやすい。