ほかにも異常があるのなら、獣医の診察をうけたほうがいい。
猫の嘔吐は珍しくない。吐しゃ物をみてみると、毛づくろいをしている時に飲み込んでしまった毛を吐き出していることがわかる。フードを慌てて食べてむせて吐き出しているなどは猫にはよくあること。吐いた後ケロッとしているなら、それほど心配する必要はない。
だが、「下痢もして嘔吐もする」「毎日のように吐く」「食欲がない」など、他にも異常が見られるなら、病気の可能性を疑った方が良い(猫は1日食べないだけでも、深刻な病気の可能性がある)。
まず異物や血液が混じっていないか、吐しゃ物をチェック。獣医の診察を受ける際、出来れば実際に吐いたものを持参して見せたほうがいい。また食べてすぐ吐いたのか、ある程度時間が経ってから吐いたのか、吐くときになかなかはけずに苦しんでいるか、すんなり吐いているか、1日に何回ハイタカ、どのぐらいの量を吐いたのか、よだれをたらしていたり、熱がでていたりしないかなど、わかる限りのことをしっかりと記録しておくといい。
嘔吐は胃腸の病気、肝臓やすい臓の病気、泌尿器の病気、寄生虫や伝染病、ストレスから癌まで実に様々な病気の症状としてあらわれる。吐いたときの状
況や、他に見られた異常がわかれば、より正確に原因を突き止めることができる。
エサを吐いたときには…。
嘔吐と同時に下痢がある
※チェックしよう
毎日のように吐く
食欲がない